旅行記 <私と父のネパール旅行>
第6日目 ポカラ 〜 カトマンズー 〜 ナガルコット
ポカラの夜明け前
まだ、星のあるうちに起きる。 朝日に輝くアンナプルナを見るために。素晴らしい晴天。
マチャプチュレの頂きが紅く染まる。刻々と太陽は昇る。
刻々と山が姿を変化させる。
朝日によって、山の凹凸さが鮮明になる。
見ていて、飽きない。
あまりの素晴らしさに感激して、シャッターを押し続けてしまった。
空がだんだん白けてくる
ポカラの夜明け ヒマラヤが朝日をうける
ホテルの庭にて
二泊三日の山の生活も終わり、優雅なポカラとのお別れの時が来た。
山のロッジは、電気は通ったとはいえまだまだ未開発であった。
私達は、あまりにも科学の恩恵を受けすぎ、 それに慣れすぎたようだ。
文化も必要だが、このような自然の大切さを感じざるを得なかった。
ポカラのホテルは、最高。 設備も申し分なし。 庭も良し。 何よりも、眺めが素晴らしい。
こんど、もしネパールに来るようなことがあったら、 ここに、そうだなあー 三日間は居たい。

今日は、これから飛行機でカトマンズに戻り、 ナガルコットに行く。
ナガラコットのホテルの屋上にて
カトマンズから約35Km、標高2100m。

東の方角にヒマラヤの尾根が大きく開け、 エベレストからさらに東の山々まで見渡せる。
また、正面には、ランタン・ジュガール山群の山々が大きく、 西にはマナスル山群、さらにポカラの北にそびえるアンナプルナまで 見えるそうだ。

夕日に映える山々は美しかった。 山の名前は、覚えきれない。
もう少し近くに見えればなアーーー。
「アルプスの夕映え」という曲を思い出す。
ヒマラヤの夕映えは、どんな音楽になるだろうか?