旅行記 <私と父のネパール旅行>
第4日目 ダンプス 〜 ポタナ 〜 ダンプス
ロッジの庭先にて朝食 座っているシートが朝露に塗れている
ダンプスの一夜が明ける。

ロッジは、土の床。天井は、竹で編んだゴザみたいなもの。 壁は、レンガ積みに白い塗料。 寝台が二つ。その上に寝袋に入って寝た。 寝不足が続いたのと多少の疲れからぐっすり眠れた。

ダンプスの夜明けは素晴らしかった。 アンナプルナ山系とマチャプチュレ。
山は、日の光を浴び刻々とその色を変化させていった。
朝食は、この素晴らしいヒマラヤを眺めながらの屋外で。 今日は、ダウナギリ山が見えるところまでトレッキング。
トレッキングで展望台へ
マチャプチュレ(6993m)。「マチャ」が魚、「プチュレ」が尾っぽ。 すなわち、魚の尾を意味する。
山頂が二つに分かれているのが魚の尾に見える。 この割れは、ポカラからでは見えない。 この東に向かってのトレッキングの甲斐があった。

また、このマチャプチュレは未踏峰の山である。 ネパール人ポカラの人々にとって、この山は神聖なものだ。 何人の登坂も許されないでいる。
ダンプスの家屋と村の学校
午前中のトレッキングを終え、ロッジの庭先で、ラーメンの昼食。

午後は、ダンプスの村の学校の見学に行った。 この村、昨年8月に電気が通じたそうだ。 私たちの泊まったロッジにも電気があった。

しかし、この学校にはまだ電気は引かれてなかった。 教室は薄暗かった。
学校は、1年生から10年生まで、300人ぐらい。

ダンプスの家は、ロッジと同様レンガ作りで、 窓は青色、壁は白色のペンキで塗られているのが多い。
ダンプス二日目 テントでの夕食 ロッジのホールで父が歌う
テントで夕食中に、ポツリポツリとテントをたたく。アラレだ!かなり大粒。 食事が終わったころにはあがった。

7時からはキョンプファイヤーの予定。 今度は、雨が降ってきた。ものすごい夕立。
これで、キョンプファイヤーは中止。
停電だ。1年前にきたらこんなようなものだろう。
かわりに、ロッジのホールで親睦会をした。 現地案内人シェルパ・ポータ・食事係り10人ほどと私達。 太鼓をたたきながら歌と踊りを披露してくれた。 日本の歌をとせがまれ、父が古い歌謡曲を歌った。