旅行記 <二回のオーストラリア旅行>
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第3日目 ピナクルズ観光
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ストロマトライト
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35億年も前の先カンブリア代にすでに地球上に生息していたといわれるストロマトライトが、
今もみられる。
ストロマトライトとは、藍藻類という繊維状の微生物の間に、
海水中の石灰砂や細かな沈殿物が入り込んだり、堆積したり
しながら成長したもので、
まるで石のように見えた。
そして1年に0.3mmというゆっくりしたスピードで、今も成長を続けている。
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ピナクルズ
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パースの北約250km、ナンバン国立公園の一角に、突然広がる奇景それがピナクルズだ。
太古の昔、海辺だったこの一角に貝が堆積し石灰岩質の土台を作り上げた。
そこに深く根を張った原生林が枯れた後、大地が風化されていき、根の間に残った
石灰岩層が、まるで塔のように残ってできたのがピナクルズというわけだ。
今も風化は進んでおり、その景色は目には見えない速度で少しずつ変化している。
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ブラックボーイ。西オーストラリアの平原に所々生えている木です。 |
YANCHEP LAGOON インド洋に沈む太陽。 |
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