ランタン トレッキング  第8日目 2002/10/12
KyanjinGompa(3900m)[瓶250RS] - LangshisaKharka(4160m) - X地点
朝5時に起きてキャンジン・ゴンパの北東にある小さいピークに登り、朝日に輝くランタン・リルンを見ました。 とても美しい姿に感激しました。

今日はキャンジン・ゴンパからランシサ・カルカに向かいます。ここまでは、ロッジで食事を摂ってきました。 しかし、ランシサ・カルカにはロッジはありません。テントで泊まり、自炊生活です。いよいよサディー(ポーター)の活躍です。
Langshisa-Ri(6310m) Pemthang Karpo-Ri(6830m) Triangle Dorje Lakpa(6985m) の山々を見ながら「凄い!凄い!」を連発しながらのトレッキングです。
キャンジン・ゴンパ〜ランシサ・カルカのコースタイムは標準で4時間30分です。 私は写真を撮ったり、山を眺めたり、休憩を余分に取るので通常の1.5倍かかります。 ですから7時間ぐらいで到着するはずです。しかし、いつまでたっても着きません。
Langtang Lirung(7246m) キャンジン・ゴンパのロッジ群
Gangchhenpo(6387m) Langshisa-Ri(6310m)
午後5時30分。まだランシサ・カルカに着きません。
ポーター達も見当たりません。
だらしのないことに、ガイドが、テント泊の場所を間違えてしまいました。 ポータ達は、正しい場所にテントを張って待っていたのですが、私とガイドは、その場所を通り越し2時間も先まで行ってしまったのです。
もう、夕暮れなので、少し戻ったところに石室があったのを思い出し、今夜はそこで過すことにしました。

私たちの食べ物は、チョコレート半分と飴3つぶ。 水は水筒の四分の一(一日中歩いたのですから)、懐中電灯・ヘッドランプ・ペンライトを含めすべての食料は皆ポーターが持っているのです。 せめて二人のうちどちらかが非常用に明かりを持っていればポーター達を探しに行けたのですが。
石室は雨をしのぐだけの作りですが、床には藁と木の葉が敷き詰めてあり火を燃やすための石囲いもありました。 まったくうってつけの避難小屋です。
一晩中焚き火をして暖をとりました。