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ランタン山域はマイナーのせいか、山道は静かでたまにしか他のトレッカーに出会いません。
ロッジのオーナ・従業員も私達トレッカーを親しみを持って迎えてくれます。
荷物を運ぶ家畜もなんとなくおとなしく感じました。
そして、帰りにも是非立ち寄って欲しいと手を振って見送ってくれました。
そんなわけで、ガイドがかってに決めたロッジでもほとんど不満を感じませんでした。
エベレスト街道トレッキングは、
メジャーのためかランタンと異なりトレッカーと引っ切り無しに出会い、
正に「街道」と言う名に相応しく埃っぽい山道でした。
ロッジの人は私達が到着すると、客である私をほっといて真っ先にガイド、
ポーターにミルクティーを持ってきます。まるでガイド、ポーターをもてなしているようです。
このシステムに私の知り合った多くのトレッカーは疑問と不満を持っていました。
ガイドが私に相談も無くロッジを決める理由がこの辺にあるのかも知りません。
高山病のため、最終目的地をまで到達出来なかった事も影響するかも知れませんが、
楽しいトレッキングとは言いがたいものでした。
しかし、山は美しく、素晴らしかった。
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